プレゼンテーション上手で仕事が楽しくなる。話し方が武器になる――共鳴発声法によるプレゼンテーションのボイスアカデミー | |
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プレゼンテーション初級編はじめに
第1部 デリバリー
第2部 コンテンツ
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資料に書きすぎない(情報の圧縮)●情報過多は伝わらないプレゼンテーションをする側にとっては、どうしても伝えたいという気持ちが先走り、情報過多に陥りがちです。 しかし、情報は多すぎると、伝わらなくなります。 情報を上手に圧縮して、端的に表現しましょう。 たとえば、こんな一節があります。 「朝、自宅近くを気晴らしにそぞろ歩くのが最近妙に楽しく感じる。特に目的はないのだが、健康には良かろうと思い、体調が悪い日や特に気が乗らない日を除いてほとんど毎日のように歩いている」 実にわかりやすい、誤解の余地もない文ではありますが、ギュッと圧縮して「朝の散歩に夢中」と書くだけで、長さはぜんぜん違うのに、ほぼ同じ意味を読み手に伝えられるかもしれません。 他者と共有されやすいのも、コンパクトな言葉です。 あなたのプレゼンテーションを聞いた人が職場の同僚に、「あの人、朝自宅近くを気晴らしにそぞろ歩くのが最近妙に楽しく感じるそうですよ」と話すのは大変ですが、「朝の散歩に夢中らしいね」だったら言いやすい。 言葉を尽くしてだらだらと書き連ねるのは、良い資料ではありません。 配付資料やビジュアルエイド(スライド等)では、言葉をできるだけ「圧縮」して、コンパクトな言葉にするほうが伝わり、記憶に残ります。 読み手や聞き手の情報処理能力に甘えて、情報の垂れ流しをしないように気をつけましょう。 キーワードを工夫する伝わりやすい簡潔な資料を作るには、「キーワードを工夫する」ように心がけてみましょう。 たとえばタイトル。 読んだだけで興味を引かれるような、わかりやすいタイトルになっていますか? 「わかりやすくてもつまらないタイトル」になっていませんか? 【つまらないタイトルの典型例】 ・〜について ・ 余白も間配付資料やビジュアルエイドの余白も、大事な間です。 上下左右の余白をほとんどなくして、行間もギュッと詰めた資料など、読む気にならないでしょう。 (例) 余白は「何も無いところ」ではなく、「余白という役割」があるのだと理解してください。 配布資料の内容は同じでも、配置を変える──つまり余白の調整──だけで伝わり方が変わり、魅力がグンとアップします。 テキストの内容だけでなく、行間、段落の間隔、図とテキストの間隔(マージン、パディング)にも気を配りましょう。 |
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